日記

電車内での日経新聞とスタバでの勉強

電車内で日本経済新聞を開いて読んでいる人と、
スターバックスで勉強している人は、あれは「ポーズ」だと
僕は思っています。

人間は何かをしようとする時に、純粋にそのことにのみ集中して
する場合と、周囲の目や、ある環境の中に身を置いた自分自身を
俯瞰することで得られる一種の快楽に酔いたいがためにする場合
の2通りがあり、後者を「ポーズ」と呼びます。

他人の目を意識する時にはもちろんのこと、人が周囲にいない時
でも、その状況の中の自分自身というものに陶酔するのです。

新聞などは大きくて嵩張るのですから30分早起きして自宅で
読めば良いはずですし、わざわざスターバックスまで出かけて、
狭いテーブルで、途切れることのない騒音の中で、
身体を傾けながら苦しい格好で勉強する必要などないはずです。

「自宅だと集中できない」

という人は、結局どこに行っても集中できないでしょう。
集中できていないのに、いつもと違う環境で勉強をしたという
ことが、一種独特の印象となって心に刻まれるのでしょう。

もちろん、ポーズをとるのも人生の味わいのひとつです。

しかし、ポーズでやったものは、身についていないでしょう。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。