日記

音楽と食事

同じ食事でも、朝や昼はパンが美味しく食べられるのに、
夜にパンだと何となく物足りなく感じてしまいます。

また、夜にはお酒を味わいながら、お肉をたっぷり食べたいのに
朝に目覚めていきなりハンバーグやステーキなどというものは
なかなか食べられるものではありません。
(悪食の僕はいつでも問題なく美味しく食べられますが・・・)

それは、音楽でも同じようなことが言えると思います。

たとえば、同じ音楽でも、目覚めの朝には、
クラシック音楽のバロックが心地良いですね。
ゆったりした弦楽器の響きに乗せた管楽器の清らかな旋律が、
朝の美しさを歌い上げ、チェンバロの速いフレーズは、
一日の始まりを告げる小鳥のさえずりのようです。
朝の空気を身体いっぱいに吸い込むような気持ちになります。

また、夜にはジャズが似合いますね。
スモークやアルコールの香りのするジャズを聴くと、

「ああ、大人の時間が始まったな。」

という気持ちになれます(笑)。

それなのに、朝の目覚めと共にジャズでは、
一日のリズムが乱されてしまいますね。
(もちろん、僕の悪食と同じように、朝からジャズ、
それが良いのだという変態はいるものですが・・・)

朝・昼・夜、それぞれの食卓に並ぶメニューのように
音楽を選んで楽しみたいものです。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。