日記

音楽の鎮痛効果

音楽が心に作用することは誰もが知っていることだと思いますし
また音楽という品物は日々そのように活用されています。

たとえば、何か悲しいことがあった時に
僕たちは音楽が聴きたくなります。
疲れたり、気分を落ち着けたい時にも音楽が聴きたくなります。

音楽は、5分かそこらで、
僕たちの心を素敵なもので満たしてくれる
魔法のような不思議な力を持っていますね。

ところが、どうやら音楽には、心だけではなく、
肉体の苦痛をも取り除いてくれる力があるようなのです。

太古の女性たちは出産の時に、
その苦痛を和らげるために歌を歌ったそうです。
快適な分娩室も持たず、手術時の麻酔などもない場合、
歌うことで意識を苦痛からそらし、
また、取り囲む周囲の人々の合唱によって
一種の精神的な麻酔効果を得て、難局を乗り切ったそうです。

肉体的な苦痛も脳の働きによるものですので、
音楽の力で紛らわすことができるのでしょうね。

転んで泣いた赤ちゃんに「痛いの痛いの飛んで行け」と言うと
泣き止むというのも、音による鎮痛効果の一種かもしれません。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。