日記

音楽の魅力

歌や音楽というのは不思議なもので、全く同じひとつの曲でも
それを聴く年齢や場所によって心に響くポイントが異なります。

僕は『大きな古時計』の歌が大好きで、
幼い頃からよく聴いているのですが、
子供の頃は「百年休まずに チクタクチクタク」がお気に入りで
学生の頃は「真夜中にベルが鳴った おじいさんの時計」で、
おじいさんが亡くなるシーンが、なんて美しいんだろうと思って
自分なりに映像をあれこれと思い描いて味わっていました。
そして30代の半ばを過ぎた今は、「嬉しいことも悲しいことも 
みな知ってる時計さ」という歌詞のところで涙がこみ上げます。

このように、同じ曲でもそれを聴く年齢によって
味わい方が違うというのが音楽の素晴らしいところです。

また、そのように多くの年代の人の心に響く音楽であるためには
深い表現と、「人間をしっかり描く」ことが必要となります。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。