日記

駄目人間の良いところ

日本は、「ゆとり教育」という実験を国家規模で実施して、
見事に失敗してしまいました。

その実験の犠牲となったのが、今の若者たち(ちょうど20代後半
~30代の人たち。僕も入っています。)で、
仕事が長続きしないとか、やる気が出ないとか、
困難からすぐ逃げようとするとか、失敗を他人のせいにするとか
「駄目人間」と呼ぶにふさわしい人間になってしまいました。

何でもすぐに国のせいにしようとする人がいますが、
このゆとり教育の失敗ですら、国のせいではありません。
すべて個人の責任です。

何でもかんでも国のせいにしていたのでは、
それでは、戦争の時代に生まれた人たちはどうだったのか、
もっとさかのぼって戦国の野蛮な時代はどうだったのか、
今のほうがよっぽど自由にのびのびと暮らせるじゃないか、
ということになります。

そもそも国というのは何もしてくれないものであり、
どんな時代に生まれても、どのように生きるか、
それを決めるのはすべて個人の自由であり責任となります。

私たち駄目人間にも駄目人間なりの良いところもあるはずで、
それを見つけて大切に育てていくしかありません。

間違っても駄目人間が良い人間になろうとしてはいけません。
今さらなろうとしてもなれるものではありません。
駄目人間は駄目人間にしかできない方法で
社会に貢献していくべきなのです。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。