日記

黄金色の大地と野焼きの香り

僕の家の近くには、結構広い農作地帯が広がっているのですが、
この季節になると、野焼きの香りがしてきます。

農作や稲作のあとに、来年の肥沃な土壌を願って行われる
野焼きは、とても良い香りで大好きです。

今は亡き故郷のおじいちゃんのことを思い出します。

おじいちゃんはお米を作っていましたので、
秋になるとそこで野焼きが行われていたのです。

この野焼きの香りは僕にとって、キンモクセイの香りと並んで
心に素敵なものを運んできてくれる秋の風物詩です。

先日、事情があって、故郷の青森に日帰りしましたが、
田園地帯は黄金色に染まっていました。
美しい黄金の稲穂が、秋の風に揺れていました。

津軽平野はとても広いため、『ストレイト・ストーリー』など
の外国映画で観られるような、地平線まで続く黄金の大地と
同じようなスケールの風景が広がっています。

秋の空気の冷たさと黄金色の大地、素晴らしい野焼きの香り。

やっぱり、四季の中で秋が一番好きです。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。