日記

心を込めて息を止めて一枚だけ写真を撮ろう

スマートフォンできれいな写真をいつでも誰でも簡単に撮られる
ようになって、そうなりますと、撮ったはいいけれど、もう二度
と見ることのないような写真ばかりが量産されます(笑)。

写真そのものが欲しいのではなく、

「撮る」

という行為に安心感を感じ、その安心感が欲しいために
次々と撮っているようなものです。

酷い時には、連写設定にして、

「その中から後でゆっくり選べばいいや」

という投げやりな気持ちにさえなってしまいます。

不思議なことに、連写設定で撮影したものの中に
良い写真を見つけることはなかなかできないものです。

やはり、人間がするすべての行動に共通しているように、
写真を撮るという行為にも、気持ちの熱量を込めるための集中力
が必要となるのでしょう。

被写体を枠に収め、一番良いレイアウトを判断し、息を止めて、
心を込めてシャッターを切る。

「時間を切り取る」

ということに極度に集中した時にだけ、
宝物のように美しい写真を撮ることができます。

そして、その一枚の写真ばかり何度も見たくなります。

撮る必要のなかったその他の大量の写真を無視して。

今日の音楽

セピア色の日々(バージョン3)/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。