日記

2種類の仕事をしよう

前日どんなに徹夜をしても、翌朝5時に起きて動き始める生活を
始めてもう10年くらいになるでしょうか。

その日のおおかたの仕事は、午前中のうちに
すべて片づけてしまうことを目標にしています。
そういう気持ちで仕事をしていますと、
もしも終わらずに午後にはみ出してしまったとしても、
あと半日丸々残っているわけですから、
それを使えばだいたいの仕事は終わらせることができます。

「やらなければいけない仕事」というのは、誰かに頼まれて
引き受けたものや、毎日必ずやると習慣にしていることですが、
それとは逆の「やってもやらなくても良い仕事」ということに
最近は重きを置くようになりました。

やってもやらなくても良い仕事というのは、
「自分への投資」と言うことができるでしょうね。

それをやったからと言って確実な手間賃が入るわけではなく、
無駄に終わってしまう可能性も秘めているものです。

しかしそれを少しずつでもやらなければ、
「工場の機械」と同じで、指令(ご依頼)に沿って製品を作る
というだけの毎日になってしまいおもしろくありません。

そうかと言って、そればかりやっていたのでは
博打に興じるのと同じになってしまいますし、何より、
頼まれて仕事をし、それを満足してもらうことの尊さが
基本にあってこそ、やってもやらなくても良い仕事をし、
自分の幅を広げていくことができるのだと思います。

つまり、どちらかひとつに偏るのではなく、
どこまでも並行している線路のように、
常に2種類の仕事をしていくようにしたいものです。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。