日記

自らすすんで破滅に向かう

僕は、ドストエフスキーの『罪と罰』という小説が好きで
何度も繰り返して読んでいますが、この分厚い長編物語を
たった一言で表現しているような台詞を、ドストエフスキーの
他の小説に発見しました。

それは、

「神さまが罰を当てようとお思いなさるときには、まず第一に
 分別をお取りあげになる」

という台詞です。

『白痴』という小説の中に見つけました。

人間は正しくない行動、間違った行動を取ると、誰に言われる
こともなく、誰に見つかることがなくても、自らすすんで
その間違いを認識し、無意識のうちに気持ちが動揺します。

正しくないことをすると、自動的に、自らの感情を不安定にし、
行動を乱し、破滅に向かうようにできているのです。

今日の音楽

失われた風景/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。