まず、あなたの好きなことをやりましょう。
あなたの人生は、あなたが主人公の映画のようなものなのですか
ら、主人公であるあなたを中心として世界はまわるのです。
好きなことをして生きないなんて生まれた意味がないでしょう。
とは言え、理由があって好きなことができないこともあります。
(むしろそのほうが多いでしょう)
そういう時は、今やっていること、やらなければいけないことを
好きになってみましょう。
何より、あなたがやるのですから、他の人がやるのとは違って
あなたらしさが自然に入り込むことになり、そこに愛着が生まれ
る可能性があります。
好きなことをやるか、やっていることを好きになるか。
そのどちらでも同じことです。
次に、好きな人に好きになってもらえるようがんばりましょう。
たくさんの人、世界中のすべての人に好きになってもらうことな
んてできませんし、無意味です。
なぜなら、ある人にとっての「好き」は、別のある人にとっての
「嫌い」であるからです。
人間は欲ばりな生き物ですから、すべての人に愛されようという
方向に気持ちが向きますが、これを正さなくてはいけません。
ごく僅か、たった一人であっても、好きな人に好きになってもら
えたほうが大きな幸せを手にすることができるでしょう。
しかしながら、好きな人ができないこともあります。
そういう時は、あなたを好きだと言ってくれる人を好きになって
みましょう。
何より、あなたのことを好きな人なのですから、あなたにとって
特別な存在でないはずはありません。
好きな人を好きになるか、自分を好きだと言ってくれる人を好き
になるか。
そのどちらでも同じことです。
砂糖菓子のワルツ(チェレスタ)/作曲:山谷 知明