日記

映画は、「非日常」を体験するためのアトラクションです

映画について話す時、

「あの映画観た?」

などという会話から始まりますが、それはその映画の

「ストーリーを知っているか?」

という質問と内容は同じです。

物語のすじを知っていれば、その映画を知っている、その映画を
鑑賞した、ということになっているようです。

今は、世界中のあらゆる映画を家庭内の端末(テレビやPCやスマ
ートフォンなど)で簡単に観ることができますから、そのような
会話の特性も一層強まりました。

しかし、本当に映画が好きな人は映画館に出かけます。

それは、映画をジェットコースターやお化け屋敷と同じように
体験型の「アトラクション」と考えているからです。

都会の喧噪の中に突如として出現する暗闇と静寂。
目の前に繰り広げられる様々な物語。
一緒に笑ったり泣いたり、感動を共有する見知らぬ人々。

これらは強烈な「非日常体験」となって、心に強く残ります。

映画というものが、エンターティメントの片隅に追いやられて
久しいですが、いよいよ端末での鑑賞に飽き飽きしたユーザーが
素晴らしい非日常体験を求め始める頃でしょう。

今日の音楽

砂糖菓子のワルツ(歌バージョン)/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。