日記

メールか会うかのどちらか

メール、電話、対面、手紙、SNSなど、現代は様々な連絡手段が
あります。

これらすべてを用途に応じて使っていますが、これらの中で苦手
で苦手でしかたないのが電話です。

どんなに優れた回線でも、0.1秒ほどの音声のタイムラグがあり、
それをとても気持ち悪く感じてしまうのです。

こちらの声が少し遅れて相手に届き、それを聞いた相手の返事が
また少し遅れてこちらに届きます。

そのタイムラグによって認識にズレが生じて、双方の発音タイミ
ングが重なってしまったり、同じことを何度も聞き返してしまっ
たりした経験は誰でもお持ちなのではないでしょうか。

実際に会って話をするとそういうことはありません。
声が瞬時に届きますし、繊細なニュアンスもしっかり伝わります。

また、メールは、対面で話すのとは違ったメリットがあります。
順序立てて丁寧に説明することができますし、記録としてしっか
り残すこともできます。

電話は、緊急事態の際には役に立ちますが、それ以外の場合は、
伝達のタイムラグがありますし、音声も不明瞭でニュアンスも
伝わりませんし、一方が一方の時間を強引に拘束してしまうなど、
メリットよりもデメリットのほうが多いように思います。

緊急事態というのは人生の中で数えるくらいしかないでしょう。
電話はそのような時にのみ使い、通常は、メールか会って話すか
でじゅうぶんなのではないでしょうか。

そして、コミュニケーションでそれら以上に大切なものとして、
手紙の存在を挙げておきたいと思います。

人と人とのコミュニケーションにおいて、手紙ほど美しく、
心のこもったものはないでしょう。

今日の音楽

手紙/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。