日記

ねぶた祭りと夏の思い出

先日、青森に帰省した時に、24年ぶりにねぶた祭りを見ました。

ねぶた作りと運営を手掛けている従弟が取り計らってくれて、
「見る」だけではなく参加させてもらえることになったのです。

親戚が半纏や手振り鐘まで用意してくれて、子供たちは大喜び、
夏の夜の幻想的なひとときに酔いしれました。

この季節、青森では各地でねぶた祭りが行われますが、僕が参加
させてもらったのは、つがる市のねぶた祭りで、木造という町で
開催されるものでした。

つがる市は僕のおじいちゃんおばあちゃんが住んでいた所ですか
ら、幼い頃に遊んだ風景の中でねぶたを見られるなんて、とても
幸運なことだと思いました。

僕は、祭りの終わりの雰囲気がむかしから好きだったのですが、
今回のねぶたでも最終日に立ち会うことができました。

夕焼け空を背景にしたねぶたと、太鼓や鐘、笛や掛け声の響きが
ねぶた祭りのエンディングを印象的に心に焼き付けます。

祭りは一年に一回ですが、そのほんの数時間の出来事が、
一生忘れられない思い出になって心に残ります。

そして、祭りが終わって現実の生活に戻った時に、度々思い出さ
れて、心を励ましてくれる不思議な力になります。

故郷の大切な人たちに会って思うのは、自分は本当に幸せ者であ
るということと、いつまで経っても少年時代と何ひとつ変わらな
い未熟者であるということです。

素敵な夏の思い出を作ってくれた青森の大切な人たち、
ありがとうございました。

今日の音楽

Gratitude/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。