実践をして、失敗します。
これはごくありふれたことですが、自分がどこから失敗への道を
歩み始めたのかを分析することがとても重要です。
失敗というのはただでさえつらいものなのに、それを最初から
再び思い出して分析するのは、つらいのを再度体験することに
なりますので避けたい気持ちがありますが、それをしないと前進
しませんし、失敗を分析することにこそ成功のきっかけがあると
言って良いでしょう。
実践の始め頃、まだ失敗への道を歩き始める前、心は新鮮な気分
で満たされ、「さあやってやるぞ」という強い気持ちがあったは
ずです。
それがどこかのタイミングで歯車が崩れ、小さなミスをおかして
たちまち気分が暗く沈んでしまうのです。
そうなるともう失敗へまっしぐらでしょう。
ミスをおかすのは仕方がありません。
大切なのは、ミスをおかした後の心構えと対処法です。
それを確認し、次の実践において改善することによって、
失敗を回避することができるかもしれません。
勇気(バージョン3)/作曲:山谷 知明