日記

「作品+鑑賞者の想像力」によって完成します

「余白」というものの重要さについては以前も書いたことがあり、
今もますます強くその価値を思い知っています。

予定を立てます。

しかし、その予定の通りに物事が進むことなんて、10回に1回あ
るかないかでしょう。
つまりほとんどの場合は予定が狂ってしまうことになります。

そんな時に、時間に余裕=余白を設けているかいないかによって、
プロジェクトの成否が決まることになります。

2、3日ずれても大丈夫なように予定を組んでおくことによって、
タイミング的にはそれでギリギリちょうど良いということに
なってしまうのです。

たとえばそれは、創作作品についても同じことが言えます。

鑑賞者の想像が入り込む余白を作っておくことによって、多くの
人が自分の人生や想いと重ねることができるようになります。

余白のない作品は、創作者の個人的なイマジネーションの押し付
けとなってしまう危険があり、窮屈な印象を与えます。

この作品一つで完成なのではなく、「作品+鑑賞者の想像力」に
よって完成する、というほうが良いでしょう。

今日の音楽

木枯らし/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。