日記

プロのお客さん

先日も書きましたが、今は仕事をインターネットのクラウドソー
シングサービスで受発注できるようになりました。

そうなりますと、仕事に対する値付けも自由になります。

実際に、クラウドソーシングサービスでやり取りされている価格
を見てみますと、作曲500円、イラストレーション500円、Web制作
500円などというように、ワンコインでの値付けが多く見られます。

実際にこの価格で仕事が成立しているのですから、受注側も発注
側も納得しているということになり、サービスはひとつの役目を
果たしているということになるでしょう。

僕は音楽制作を仕事にしていますから、プロという立場で判断し
ますと、さすがに500円という値段では仕事をすることはありま
せん。
僕以外の多くのプロの方も同様でしょう。

なぜなら、500円ではクオリティーの面で基準を満たしたものを
作ることはできませんし、その500円の仕事をするくらいなら、
もっと適正な代金を支払ってくれるクライアントの仕事に時間を
費やしたいからです。

つまり、クラウドソーシングサービスでの低価格での受発注は、
素人対素人、お互いが趣味の感覚でやっていることになります。

発注側がいくらプロの施行者を求めていても、安い金額を提示
すればするほど、プロの仕事とはかけ離れた、素人による
趣味感覚の施行をされてしまう危険性があります。

施行側にプロフェッショナルを望むのであれば、発注側も

「プロのお客さん」

にならなければいけません。

今日の音楽

砂糖菓子のワルツ/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。