日記

丁寧さという価値

パソコンとインターネットの普及によって、以前は専門家しか
できなかったことが、素人でも簡単にできるようになりました。

そのせいで閉鎖を余儀なくされた会社や業界も多く、僕の身近な
ところでもたくさんあります。

誰でもできるようになったということは、そこで価値を生み出す
には、同じ道具を使っていても、誰にもできないこと、誰もやっ
ていないこと、誰もやりたがらないことを積極的にやっていく
必要があります。

「驚くほど速いスピードで仕上げてくれる」

などという時間的優位や、

「驚くほど大きなものを作ってくれる」

というスケール的優位など様々ありますが、

「驚くほど丁寧に仕事をしてくれる」

ということが、これから特に注目されてくるのではないかと思っ
ています。

「丁寧さ」というのは、それを実現しようとすると時間がかかる
ものですから、時間的優位を犠牲にしなければなりません。

プロダクト以外でも、メンテナンスや接客など、丁寧さが価値と
して輝く現場がたくさんあるでしょう。

「時間はかかるけれど丁寧」

というものに価値を感じる人が、この慌ただしい時代だからこそ
増えてくるのではないでしょうか。

今日の音楽

真夜中のメリーゴーランド(バージョン2)/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。