日記

人間は「感情」でできています

この世界のあらゆる仕事は、「感情」を生み出すために存在して
いると言って良いでしょう。

作曲家をしている僕なら、音を使って、それを聞いてくれた人の
心の中に感情を生み出すことが求められます。

画家であれば、絵の具や色鉛筆を使って、絵を見てくれた人の心
に感情を生み出し、食べ物屋なら、食材を使って、料理やお菓子
を食べてくれた人の心の中に

「美味しい! 幸せ!」

という感情を生み出す必要があります。

医者や警察、安全整備、建物づくりの人は、

「安心」

という感情を生み出してくれます。

人間は常に何かを感じて生きていて、また、感情を動かされる
ことを強く望む生き物です。

もしも今、良くない感情に支配されていたら、それを何とか消し
去って、良い感情を感じたいと思うでしょう。

もしも今、良い感情を感じていたとしても、もっともっと、
さらに良い感情を感じたいと思うでしょう。

感情の動きを封じられるほど残酷なことはないと言います。

無視されるよりも、いちゃもんをつけられて喧嘩がおっぱじまる
ほうがまだマシなのだそうです。

感情を動かし、感情を交換し、感情をぶつけ合う。

それは人間にとって、もっとも必要な快楽なのでしょう。

今日の音楽

絵日記(バージョン3)/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。