日記

見せ方の技術

スマートフォンの普及によって、誰でも簡単に動画が撮れる時代
になりました。

僕は幼い頃から映画が大好きで、自分でも映画を作ってみたいと
いつも思っていました。

しかし、僕の少年時代は何か映像を撮ろうと思ったら、高価な
ビデオカメラを買うしかありませんでした。

映画に関する妄想が頭の中に広がるばかりで、なかなか実現する
ことはできませんでした。

しかし今はスマートフォンをポケットから取り出して、録画ボタ
ンを押しさえすれば誰でも簡単に撮影することができます。

しかも、僕の少年時代には考えられないほどの高画質・高音質で
撮ることができます。

スマートフォン1台で映画を作る人も出てきて、そのようなワーク
ショップもたくさん開催されています。

人間が時空を超えて知識や感情を伝える道具として、テキスト、
サウンド、ムービーの3種類があります。

本や楽譜などはテキストのカテゴリーに入りますが、これはもう
長い歴史を持つ信頼のおけるメディアになりました。

それでは、声や音楽などのサウンドはどうかと言いますと、レコ
ードやカセットテープ、CDやMDなど様々なメディアが立ち消えして、
現在は、サーバーに置かれた音声ファイルに直接アクセスして聞く
というスタイルが主流となっています。

ムービーもサウンドと同じで、ビデオテープ、DVD、ブルーレイ
など様々なメディアが立ち消えしましたが、現在は、YouTubeなど
サーバーに置かれた動画ファイルに直接アクセスして視聴する
というのが主流となりました。

ですから、スマートフォン1台あれば、テキストでもサウンドでも
ムービーでも、すぐに収録してすぐに発信するということが
可能な時代になったわけですね。

そして、次に必要になってくるのは、情報や感情を、より正確に
伝える技術、より美しく感動的に伝える技術です。

それは、編集、演出、ブランディングなどといった、

「見せ方の技術」

です。

今日の音楽

真夜中のメリーゴーランド/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。