日記

仕事はルーチン、クリエイティブは研究

プロとアマの違いは、成果を生み出す時間の長さです。

プロは短時間で一定レベルの成果物を確実に完成させることが
できるのに対し、アマは完成までの時間に締め切りがありません。

いつできるのか分からないような仕事をしていては、
それはアマチュアの感覚で臨んでいることになります。

プロの仕事には必ず締め切りがあり、いつでも時間とセットで
仕事が進められるはずなのです。

時間に沿って仕事を円滑に進めるためには、ルーチンの感覚が
必要になります。

毎日これをする。

この時間は必ずこれをする。

こうなったらこうする。

こうならなかったらこうする。

というパターンに沿って、一日のタスクをルーチンで行います。

型が決まっていることをただ実行するだけですから、そこに感情
を挟み込む必要はまったくなく、機械になれば良いのです。

この世の中の仕事のほとんどがそれです。

機械ではなく生身の人間が行うことであっても、一見すると
クリエイティブな仕事に見えるような作業であっても、
ルーチンワークの外にはみ出るようなことはありません。

ケーキ屋さんは毎日決まった種類と数のケーキを作って並べ、
音楽家は締め切りまでに決まった長さと数の音楽を作ります。

そんな中、仕事上のクリエイティブさはどこにあるか考えて
みますと、それはそのようなルーチンのパターンを作っていく
部分ということになるでしょう。

それは常に失敗のリスクを抱えていて、「仕事」というよりも
「研究」と言って良い内容になります。

今日の音楽

赤い菊の花/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。