日記

そのお店で食べる価値はあるか

ちょっとした打ち合わせなどであっても、仕事で外に出ると、
それが終わったらそのまま外で食事ということになります。

どんなお店に入っても、どんなお料理を食べても、
僕は美味しいと思ってむしゃむしゃ食べます。

しかし、最近、

「この味は果たしてここでしか味わえないのだろうか」

と思うようになりました。

もしもその味が、どこででも味わえるようなものであったなら、
何もわざわざそのお店で食べなくたって良いわけです。

場所を限定される束縛さから自由になって、食べる場所を自分で
選びたいと思ってしまいます。

自宅ででも食べられるような味なら、家で食べたいと思います。

たとえば、パスタのお店がたくさんありますが、今は、茹でた
パスタにかけるだけで、レストランに匹敵するような美味しさの
ソースがスーパーなどで簡単に手に入りますね。

これと同じレベルの味のものをわざわざ外で食べる価値があるで
しょうか。

自分一人ではなく誰かと食べるにしても、そのようなスーパーで
手軽に買える程度の味をわざわざみんなで食べたいでしょうか。

そこでしか味わえないお料理を食べられるお店に行ったほうが
良いでしょう。

そう考えると、ケンタッキーフライドチキンやマクドナルドの
ポテトは最強ですね。
あれを自宅で作って食べることは誰にもできないでしょう。
お店で食べるしかありません。
お店に足を運ぶ価値が明確です。

また、どこででも食べられる味であったとしても、せめて、
そのお店でしか味わえない雰囲気は演出して欲しいものです。

お店で食事をするという価値は、味を含めた「体験の価値」で
あるということになります。

そのお店でしか体験できないことを体験したいのです。

今日の音楽

冬の窓/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。