日記

買い物のクオリティー

先日、外で食事をしていたら、隣のテーブルの女性たちが

「物を手に取って見ないで買うなんてよくできるわね」

と話しているのが聞こえて愕然としました。

今は何でもネットショップで買うことができます。
それが当たり前の生活になりました。

買い物の基本的な姿は、瞬間的な等価交換であるはずです。
人間と人間が道で出くわして品物を実際に手で触らせてもらって
じっくり見て買うか買わないかを決めます。
そして物とお金をその瞬間に交換します。

ところが現代では、画面に映った写真を見ながら、

「これはこういう物のはずである」

という推測をして、そのイメージに対してお金を払っていること
になります。

アマゾンは、最初は本やCDなど、推測がしやすく、その推測が
ほぼ正解となる物を売っていましたが、今は規模が拡大され、
電化製品や衣類、日用品や食品まで売られています。

当然のことながら推測の難度が上がりますから、

「こんな商品だとは思わなかった」

ということが発生することになります。

僕の周囲では最近、衣類や食品、生活の日用品はもちろんのこと、
アマゾンの元祖である本でさえもアマゾンでは買わずに、近くの
実店舗で買う人が増えています。

アマゾンで買い物をすると欲しくはない余計なものをどんどん
勧められて、推測を強要されて疲れてしまうというのです。

「便利に物を買うことはできるが、
 買い物をするという行為のクオリティーが下がる」

と言う人もいます。

今日の音楽

禁じられた踊り/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。
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