日記

恐怖心とインフォデミック

僕の生まれ故郷である青森の従弟から、弘前公園の桜まつりが
中止になったとの連絡がありました。

先日決まった東京オリンピックの延期を含め、世界的にあらゆる
ことが中止や延期となっている事態です。

この週末は自宅にいて外に出ないでくださいというメッセージも
出されていて、スーパーマーケットから食料品が消えています。

WHOの発表では、コロナウィルスの致死率は2%程度であり、
SARSやMERSほど致命的ではないとのことです。
(SARSの致死率は9%、MERSの致死率は10%)

インフルエンザの致死率は国によって異なりますが、
1%未満だそうですので、毎年流行するインフルエンザよりも
少しだけ高い致死率となっています。

しかしながら、風邪やインフルエンザに気を付けるのと同様に、
手洗いやうがいを丁寧にし、人ごみを避けるなど、気を付けて
暮らすことはとても重要でしょう。

それと同時に、もう一つ注意が必要なことがあります。

「インフォデミック」という言葉をご存知でしょうか。

インフォデミック(Infodemic)というのは、「情報の伝染」を
意味する造語で、2003年にSARSが流行した際に使われ始めた言葉
だそうです。

正しい情報と不確かな情報が混じり合い、人々の不安や恐怖を煽る
形で増幅・拡散され、信頼すべき情報が見つけにくくなるという
混乱状態のことを言うそうです。

テレビでスーパーマーケットでの買占めのニュースを頻繁に流し、
空っぽになった陳列棚やレジに並ぶ大行列の映像を見た人たちの
多くはどうするでしょう。

恐怖心を煽られ、焦り、冷静な判断ができなくなって、
今すぐスーパーに駆けつけようとするでしょう。

「コロナウィルスは、世界を錯乱させるために仕組まれた」

「お前はアジア人だな、ウィルスを広めるな」

などといった陰謀論や差別がたくさん発生します。

これも人々の恐怖心によるものです。
誰かや何かのせいにすることで安心をしたいのです。

いったん立ち止まり、深呼吸をして、情報が正しいか間違って
いるかを自分の頭で冷静に判断し、他の人の行動に自分の行動が
引きずられることのないようにしなければいけません。

入ってくる情報に右往左往して踊らされるのではなく、
自分で考え、自分で決断し、自分で行動するのです。

今日の音楽

新しい道(バージョン5)/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。