日記

音楽の贅沢な聞き方

日常生活のほとんどのことはデジタルに移行し、アナログは、
贅沢なものとして扱われるようになってくるでしょう。

あらゆることがオンライン化され、デジタル信号のやり取りだけ
で完結するような仕組みが構築されます。

今現在でもほとんどそのような生活ですが、それが今後さらに
推進されて、極限まで突き進むでしょう。

「音楽を聞く」

という行為を例に考えてみます。

日常生活の中でみなさんどのように音楽を聞いていらっしゃいま
すでしょうか。

おそらく、CDで聞くか、パソコンやスマホを使って、ダウンロー
ドした音源を聞いたり、YouTubeなどのストリーミング配信によっ
て聞いていることがほとんどなのではないかと思います。

これは、

「音楽をデジタルで聞いている」

ということになります。

デジタルは便利なので生活に溶け込みやすいのです。

一方、音楽の贅沢な聞き方を考えてみましょう。

その究極は、コンサートやライブで生演奏を聞くことです。

しかるべき日時にとある場所に出掛けて行かなければ聞くことは
できません。

出掛けるために服を着替えなければいけないでしょうし、始まる
前にちゃんと食事をしておいたり、交通機関を利用してわざわざ
遠方まで出掛けなければいけなかったりいろいろ面倒なことが
あります。
当日、雨が降っていて外出を億劫に思うことだってあるでしょう。

そのような数々の面倒事を乗り越えて、ようやく手することが
できるひとときは、何物にも代えがたい贅沢な体験となります。

アナログレコードで音楽を聞くのも贅沢な聞き方に入るでしょう。

ゆっくりと針をレコード盤に落として音楽が始まります。
CDや配信音楽のように、次から次へと切り替えるわけにはいきま
せん。レコード盤を傷付けてしまいますから。

実に面倒な聞き方です。

しかし、この面倒くささが、贅沢なひとときを作り上げる唯一の
方法です。

今日の音楽

禁じられた踊り/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。
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