ミツバチは、自らの命を犠牲にして巣を守ろうとします。
巣を攻撃しようとする人間や動物を刺して、自分も絶命してしま
うのです。
「巣にいる家族や仲間を守ろう」
という気持ちでそうするのかどうかは想像するしかないのですが、
本能的に、自分が所属する集団を守ろうとする行為であることは
明らかです。
自分の意志に関わらない、本能にまつわることであったとしても、
自分自身を超える大きな力を発揮できるということです。
このような力は、ミツバチだけではなく、すべての動物に備わっ
ているでしょう。
もちろん人間にも。
この潜在的な力を、仕事や生活に活用することを考えてみるのも
おもしろいと思います。
何かにチャレンジする時に、自分のためと思うのは人間であれば
当然のことですが、そこで壁にぶつかった時に、家族や友人、
恋人など大切な人の顔を思い浮かべてみましょう。
不思議な力が湧いてくるはずです。
さらに、社会的課題に立ち向かったり、社会的弱者のために力を
尽くすことをイメージしてみましょう。
自分一人だけのことを考えていた時には無かった大きな力が湧い
てくることを感じることができるしょう。
ゴースト/作曲:山谷 知明