日記

2020年を境目とする映画の制作現場のお話

8月の終わりと同時に、あっという間に涼しい夜が訪れて、
季節の変わり目を感じました。

僕の仕事は部屋に籠って行う制作業務のため、今年の春から起き
ているコロナの影響はそれほど受けてはいませんが、苦手な夏が
終わり、寒い季節に入ってくると途端に外に出たくなり、仕事の
予定も毎年そのことを想定して組み立てていますから、今回のこ
とで、秋からの仕事のやり方は変革が必要であると思っています。

外出して生身の人間に会うということと、狭い場所に大勢の人間
が集まるということが良くないとのことですから、そのような
機会が増える秋から冬にかけては、今年は新しいやり方を実験
しながらやらなければいけないでしょう。

先日、半年ぶりに、お世話になっている映画プロデューサーに
お会いしました。

新宿でとんかつを食べながら、現代劇を描くには、2020年以前か
以後かによって描写に大きな差が出るというお話を聞きました。

つまり、2020年以降を舞台にした映画では、街行く人がみんな
マスクをつけていなければ不自然なことになってしまいます。

逆に2020年以前を舞台にした映画では、ほとんどの人がマスクを
つけていませんから、たくさんのエキストラを使ったシーンの
撮影は困難になります。

CGを多用するのか、それともまったく新しい表現手法が発明され
るのかまだ分かりませんが、映画の作り方にも大きな変革が必要
となるでしょう。

たくさんの人が集って賑やかに笑い合っているという光景が、
完全に過去のものになり、懐かしく思い出されます。

今日の音楽

なつかしい日々/作曲:山谷 知明

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。
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