自分の駄目なところを直すよりも、「うまく付き合っていく」と
いうように考えたほうが良いということを以前書きました。
しかし、自分の駄目なところをどうしても変えたい! そんな風
に思うこともありますね。
そして自己変革に挑戦するのですが、そのような時には、できる
だけ具体的な「自分法律」を作ると良いでしょう。
ただ漠然と「こうなりたい」と思っただけでは、人間は変われる
ものではありません。
「これをしたら、こんな処遇が待っている」というように、
自分に対する罰則を設定すると良いでしょう。
自分法律は、できるだけ具体的に、シンプルな言葉で、紙に書い
ておきましょう。
書いておかなければ、決して守られることはないでしょう。
のらりくらり逃げることができる、あってもなくても同じという
ような法律では意味がありません。
また、罰だけを決めるのではなく、賞も同時に決めましょう。
たとえば、「やせたい」と思って自分法律を作るなら、
◆(罰)夜10時以降にお菓子を食べたら友人に1万円あげる
◆(賞)夜10時以降にお菓子を食べない日を7日間続けられたら、
日曜日に、大好きなお菓子を買って食べて良い
などというように、同じテーマに関して、罰と賞の両方を設定
しましょう。
アメとムチ。
その両方で自己改革にチャレンジしましょう。
海峡/作曲:山谷 知明