日記

30代40代は「失敗作」

今現在、30代から40代の人たちは、
日本国が生み出した「失敗作」と言ってもよいでしょう。
僕自身この世代に入っているため、大変心苦しいのですが、
悲しいかな認めざるを得ない事実のようです。
戦後を生きた人たちはとても苦しい状況の中、
死に物狂いでがんばって日本を盛り上げてきたわけですが、
その苦労を子供たちにはさせまいと思ったのでしょう。
その親心はとてもありがたいのですが、
甘やかされて育った子供たちはろくな大人にはなりません。
自分は保護されている自分は特別であるという自意識から発する
身勝手さに加え、ちょっとしたことで完全に折れてしまう軟弱さ
を持った大人になってしまいました。
世界にはたくさんの過酷な危機が存在しているにも関わらず、
『ミドルエイジクライシス(中年の危機)/NHK』などと
甘えて騒ぎ立てている始末です。
しかしながら、世代は交互に訪れるとでも言いましょうか、
次の世代(そんな30代から40代を親に持つ子供たち)の中には、
新しい人が出現してきていると感じています。
30代40代が運営してきた堕落的な社会を建て直す意思と、
美しい目の輝きを持った人たちです。
それに負けないように我々「失敗作」も、
もう一度自分を見つめ直す時期なのかもしれません。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。