日記

9割のコツコツと1割のハッタリ

仕事でも人間関係でもそうですが、コツコツはとても大切です。

小さなことを丁寧に根気強く積み重ねていくことで、
仕事の質は上がり、信頼や絆も深まります。

これはクリエイターなど、ものを生産する人間にとっては
無くてはならない資質です。

しかしそればかりでは、
世の中に出てなかなかうまくはやっていけません。

新製品の発表会などを見るとよく分かりますが、
会社の経営者や営業マンは、ものごとを大き目に言います。
「嘘」とまでは言いませんが、かなり大げさに誇張して
身振り手振り、演技を交えながらプレゼンします。

聞いている人の心をグイグイ惹き込むような巧みな話術で、
その様子はさながら凄腕の役者か詐欺師のようです。

ハッタリをかますスキルとでも言いましょうか、
作品(製品)を社会に投げかける時には、
このような演出的な見せ方がとても重要になります。

ハッタリと言っても、威勢がいいだけの見せかけや、
恫喝などではなく、しっかりした根拠に基づいた主張です。

誰に恥じるでもなく、自分がオススメするものを、
自信を持って相手に伝える、まっすぐな気持ちです。

クリエイターたちはそういうことが苦手な人間が多いのですが、
9割のコツコツと、1割のハッタリを駆使するスキルを身に着けて
世の荒波に乗り込んでいかなくてはなりませんね。

作曲家・株式会社サウンドジュエルデザイナーズ 代表取締役/青森県出身・横浜市在住/映画音楽、テレビやCMの音楽、歌、舞台音楽など、幅広い色彩の音楽を、繊細な音楽表現で描いています。主な作品は、映画『校庭に東風吹いて』、『ひまわり 沖縄は忘れない あの日の空を』、『アンダンテ 稲の旋律』、テレビアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』など。特技は、集中力が長時間持続すること。好きなものは、美しいもの、映画、本、マカロン、チョコレート、高い所。好きな言葉は、「芸術家は弱者の味方である」。ドストエフスキー、太宰治、寺山修司、芥川龍之介、江戸川乱歩、夢野久作などを愛読しています。