僕の好きなドストエフスキーの言葉に、
「小さなことが大切なのだ。
小さなことが、いつもすべてをだめにしてしまうのだ。」
というものがあります。
僕のこれまでの人生を振り返ってみても、
大きな出来事(特に悲しいこと)は、
知らず知らずのうちに始まっていて、
何気ない小さなきっかけで一気に勃発します。
事前に警告音が鳴ってくれたらどんなに良いかと思いますが、
いつもそれは音をたてずにひっそりと近付いてきます。
たった一言でとても大切な関係が永遠に失われてしまうことも
ありますし、一瞬の気持ちの緩みが、取り返しのつかないことを
引き起こしてしまうこともあります。
悲しいことに、人間は365日24時間
集中力を張りつめて暮らすことはできません。
そして、集中力が途切れたその一瞬のスキを狙われます。









