悪人がたまに良い行いをするとまるで神様のように褒め称えられ、
いつも良い行いをたくさんしている人がたった一回悪いことを
しただけで腹黒い極悪人のように取り扱われます。

いつも悪さをしているクラス一番の不良が、たまたまお年寄りに
親切にしたことが美談として語り継がれ、弁護士や牧師、政治家
などがたった一回悪いことをしただけで、悪徳弁護士、悪徳牧師、
悪徳政治家などと後ろ指をさされます。

社会に対する善行の分量を計測してみると、両者には圧倒的な
差があるはずなのですが、人々は、「ギャップ・意外性」に
大きく反応してしまうわけです。

周囲に与える印象だけを考えた場合、

「いつも悪いことばかりしていてたまに良いことをする」

のがもっとも「お得」であるということになります(笑)。

今日の音楽

プロローグ/作曲:山谷 知明