1分間の動画は、3600ページのWebサイトを見るのと同じくらいの
情報量を含んでいると言われています。

文章よりも音声、音声よりも動画というように、伝達できる
情報量も大きくなり、それはファイルのバイト数を見ても明らか
です。

テキストだけのメール送信ならストレスはありませんが、
音声を添付するだけで相当重くなり、相手のメールサーバーに
よっては受け付けてくれないこともあります。

動画はファイルの容量が巨大すぎて、メールに添付することは
とても非常識なこととして認識されています。

相手に何かを伝えようとした時、たくさん伝えたいと思うのです
から、文章よりも音声、音声よりも動画、という風に考えるのは
ごく自然な流れでしょう。

しかし、それを受け取った側のことを考えてみると、
いったいどのメディアが一番心に印象付ける力があるでしょう。

動画はいくら見ても心に残らないけれど、本や手紙などの文章は
いつまでも鮮烈に心に残る、という人もいます。

その理由は、

「人間の想像力」

にあると思っています。

文章は情報量が少ないために、自らの想像力で補いながら読む
ことになります。それは自分自身の「参加度」が高い状態に
あると言えるでしょう。

しかし動画は、伝える側が何もかもすべて伝えてしまうため、
受け手が想像力で補完する必要はなく、「参加度」が低いまま
ダラダラと受け入れるかたちになります。
当然のことながら記憶には残らず、時を経ると忘れてしまいます。

言葉の魅力、文章の魅力というのは、受け手の「参加度」を促し、
想像力を刺激する部分にあると思っています。

今日の音楽

セピア色の日々/作曲:山谷 知明