「夜明け前が一番暗い」

と言われますが、物事の最後というのはなぜか苦しいものです。

「完成した! 終わった!」

と思う瞬間の直前に、すべて最初からやり直しになってしまう
こともありますし、ここまですんなりできていたのに、終わる頃
になって急になかなか前に進めなくなることもあります。

終わりが近づくに連れて、行動を阻害する壁を自ら作り上げてし
まう傾向が人間にはあるようです。

それならば、終わりを意識しないようにすると良いでしょう。

ある物事が終わりに差し掛かったら、そこはまだ、始めたばかり
のスタート地点付近であると脳を騙すのです。

さらに、休憩を間に挟み込むことで、
その効果はさらに大きくなるでしょう。

たとえば、ある物事が10で完成だとしましょう。

8までやって、そこで一回休みを入れます。

そして、また1から始める気持ちで再着手します。

「1、2」と進むと、実際そこの地点は「9、10」となり、
当初の完成ポイントであることになります。

このようにすると、心理的な壁を作ることなく、また、
初心に帰ることによって新しい見方でチェックすることもでき、
完成までの良い流れを作ることができるでしょう。

今日の音楽

かけひき/作曲:山谷 知明